お知らせ
2023.02.10/一般 IB関連一般
【IB/CAS】大阪府立水都国際高等学校と岡山理科大学附属高等学校とのCAS合同報告会 2022が終了しました
大阪府立水都国際高等学校と岡山理科大学附属高等学校のIB生とともに、今年度は計7回のCAS合同報告会をオンラインで実施しました。
第1回:2022年5月24日(火)
第2回:2022年6月8日(水)
第3回:2022年7月19日(火)
第4回:2022年10月19日(水)
第5回:2022年11月16日(水)
第6回:2023年1月11日(水)
第7回:2023年2月8日(水)
第1回のキックオフから始まり、第6回前半までは、各IB生徒が行なっているCASについての発表と参加しているIB生や各校CASコーディネーター、大学教授や大学院生からのフィードバックを主に展開しました。
第5回後半では、学校の垣根を取り除くために、他校のIB生とペアを組み、CASを一緒に行う準備、第6回後半で各チームによる中間報告を行いました。
最終回である第7回では、各チームで一緒に取り組んだCASについて発表しました。
普段、自分1人での活動や身近な人との関わりという決められた枠の中での発想だったため、多くのチームが今までに取り組んだことがないCASを行い、周囲を驚かせるなど、サプライズあり、笑いありの盛り上がりとなりました。
「一緒に活動し、相手を知る中で、自分を知ることができた。」
このような気付きを得たという発言に参加している皆が共感する場面もありました。
今まで自分が気付かなかった自己を知ることも、CASを行う1つの魅力だと感じることができる取り組みとなりました。
<CAS>
CAS(Creativity、Activity、Service)の活動は定期的に、理想的には週1回のペースで少なくとも18か月に渡って継続し、「創造性」と「活動」と「奉仕」を合理的なバランスで実践する必要があります。また、CASに取り組んだ証拠としてポートフォリオに記録をつけることが求められるため、「振り返り」を重要視しています。さらに、チームで最低1か月に渡って「CASプロジェクト」に取り組み、より広いコミュニティーのメンバーとの共同作業で自己を成長させていきます。評価試験はありませんが、DP資格取得のためにはCASの履修条件を満たすことが必要です。
(Creativity)
「創造性」はアイデアを探究し、それを広げることで、独創性や自分の解釈に基づいた作品やパフォーマンスを創造すること
(Activity)
「活動」は健康的なライフスタイルに寄与する身体的な活動を実践すること
(Service)
「奉仕」はコミュニティーの真のニーズに対応するために、他者と共に活動を行い、かつ相互扶助の取り組みに従事すること