進路について
進路指導
本校では、生徒の進路指導に関しても多くの工夫がされています。
総合学習の時間や進路指導の日を多数設定し、大学や専門学校の模擬授業を受けたり、3年生の進路講演を聴いたり、保護者対象で「進学とお金」といったテーマなどでの講演も行われます。2年生以降になると外部の様々な専門家によるガイダンスや学習会を実施し、より具体的な進路に対する取り組みの機会を増やしていきます。1年生、2年生の終わりには、大学・専門学校の先生を招き、40以上の模擬授業の中から自分で2講座を選んで参加する「進路を考える日」を設けています、また、2年生、3年生の6月には「校内進路相談会」も行っています。
本校では、2年生の3月にその目標を達成することができるよう教員は様々なサポートを実施しています。
自分自身の将来像をきちんと見据え、
しっかりと歩む手助けをします。
本校の進路指導の方針は、生徒が外部の方の話を多く聞いたり、学校の外に出て、できるだけ新しいチャレンジをしたりする機会を多く提供することです。進学でも就職でも、自分が興味を持ったことを、もっと深く知るべく外に出て経験してもらうことを大切にします。例えば、訪問医療に興味を持ったなら、それを実施していらっしゃるお医者さんにお願いして、同行させて頂くなど、実地で自分の描く未来を学んできてもらいます。つまり「何々になりたい」と思った時に、それだけではなく「何故そうなりたいのか」まで掘り下げて目標設定できる生徒になって欲しいということです。
「不登校の子供に接し、学校を好きになってもらいたいから先生になりたい」とか「地域の一人暮らしのお年寄りが買い物に困っている現状を改善したくて公務員になりたい」とか、なりたい理由が明確であれば、将来くじけそうになっても頑張れる。当校の校訓は「初心忘るべからず」ですが、その〝初心〟を作ってあげたい。それが本校の進路指導の根幹にあります。あの時、見た、感じた〝初心〟を思い出せば、くじけた時にもまた立ち上がることができるはず。そんな〝初心〟を刻み込んで卒業していって欲しいと思っています。
校内進路相談会
大学や専門学校から担当者が訪れ、直接お話を聞くことのできる相談会です。進路に関する生の情報を得ることで、自分の将来の指針にしてもらいます。
進路を考える日
大学・短大・専門学校の体験授業や、就職対策・公務員試験対策を、本校で体験できる1日です。進路について探り具体的に考える日となります。