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国際バカロレア(IB)の概要

1. 国際バカロレア(IB)の使命

国際バカロレア(IB)は、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探求心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。

この目的のため、IBは、学校や政府、国際機関と協力しながら、チャレンジに満ちた国際教育プログラムと厳格な評価の仕組みの開発に取り組んでいます。

IBのプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に、人が持つ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることができる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。

2. IBの学習者像

上記に掲げる使命を達成するために、具体的に次のような10の学習者像を挙げています。このような人物を育成するためにカリキュラムを展開します。

探求する人
知識のある人
考える人
コミュニケーションができる人
信念をもつ人
心を開く人
思いやりのある人
挑戦する人
バランスのとれた人
振り返りができる人

3. 国際バカロレア・日本語ディプロマプログラムの科目について

日本語ディプロマプログラムでは文部科学省の指定する高等学校必修科目も履修(一部の科目を読み替え可能)した上で、次に挙げる科目を履修します。そうすることで日本の高等学校卒業資格も得ることができます。

グループ 実施される科目例
Group1 言語と文学 文学、言語と文学など
Group2 言語習得 英語など
Group3 個人と社会 歴史、経済、地理など
Group4 科学 物理、化学、生物など
Group5 数学 数学
Group6 芸術 演劇、音楽、美術など
Core コア科目 知の理論(TOK)、課題論文(EE)、課外活動(CAS)
※ディプロマ資格を得るためには3つとも必修です
各グループの中から1科目を約2年間かけて履修します。Group6は他のGroup科目と振り替えることができます。この6科目のうち3~4科目を上級レベル(HL、各240時間)、その他を標準レベル(SL、各150時間)として学習します。
日本語ディプロマプログラムでは2科目の授業を英語で行う必要があります。
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